店舗と調和する掛け障子
【特別賞】第3回 全リ協・RECACO・住推協 住宅リフォームコンテスト

Before

After
玄関口の新たなアクセントに
- オーナーの要望である「店舗との調和」をいかに実現するか、お客様が往来する玄関口であるため、アクセントとなるような、ひっそりとする存在感を醸し出す、それでいてギャラリー展示の主張を妨げないことを意識した。
- 玄関の格子戸に使用されている「竹材」に注目し、基本となる木材と竹材を活かして調和を図った。
- 掛け障子の軸自体は、米ヒバを利用。竹材を映えるようにするために、少し白みが強い木材を選定し、掛け障子の真ん中に竹材を貼り付けた。
- 竹材は面竹(めんちく)を選定し、限りなく「竹らしさ」が明確になるように、薄くかつ節がある部分を試行錯誤して取り出した。独特な曲線のクセがある材料である竹は、一度炙り、極力真っ直ぐにした。